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🏚️ 古民家再生総合調査に同行しました!

  • aposmile
  • 5月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月3日

こんにちは!今回は、今年2月に同行させていただいた「古民家再生総合調査」の現地作業の様子をレポート形式でお届けします。

🏠 調査対象となった古民家

📷【総合診断対象の古民家】

今回調査した建物は、建築当時の図面などは現存していませんでしたが、1941年の航空写真にその姿が確認されており、築84年以上と推定される歴史ある木造建築です。

もともとは商いをされていた場所で、本店機能は一時的に移転していたものの、**「創業の地を再び活かしたい」**という想いから、今回の再生計画がスタート。その第一歩として、古民家再生のための総合調査をご依頼いただきました。




【総合診断対象の古民家】
【総合診断対象の古民家】

🔍 古民家再生総合調査とは?

古民家の健全性・安全性・再活用の可能性を科学的に分析する調査で、主に以下のような工程があります。

🧰 調査の主な工程:

  1. 屋根や外壁・構造・室内の劣化状況等を確認

  2. 建物の水平・傾斜などの測量

  3. 床下診断:リモコン操作の移動カメラで記録確認📷【床診断の様子と移動カメラ】

  4. 耐震診断:測定器で構造強度の数値化📷【耐震診断の測定記録】

🧑‍🔧 調査当日の様子

当日は、建物が現役で営業中ということもあり、お客様の予約状況と並行しての作業となりました。そのため調査環境は慌ただしくもありましたが、7名体制で分担しながら、丁寧に記録・測定を進めました。

調査結果は、519項目に及ぶ「古民家鑑定調査票」にまとめられます。そして最終的には、依頼を受けた古民家鑑定士が、調査データをもとに鑑定書を作成・提出します。


【床下診断の様子】
【床下診断の様子】

【床下診断用の移動カメラくん…頼もしい仲間です】
【床下診断用の移動カメラくん…頼もしい仲間です】

【耐震診断の測定記録】
【耐震診断の測定記録】

🧠 知識と経験が求められる専門職

古民家の状態を正しく見極めるには、建築・構造・耐震・素材・環境など多角的な知識と経験が必要です。一軒ごとに異なる“歴史”を持つ古民家に向き合う仕事には、現場力と専門性、そして「残す」という強い意志と見識ある診断力が問われます。

📩 お問い合わせはこちら

古民家の再生や調査について詳しく知りたい方は、ぜひ当社「お問い合わせ」フォームにお気軽にご連絡ください!

あなたの大切な建物が、次の時代へと受け継がれていく一助となれるよう、心を込めてサポートいたします🏡✨

 
 
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